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なので盛り上がらないわけではないけど、気がついたら終わっている感じすらします。
出てくる契約者がどのルートもほぼ同じため、周回を重ねるごとにバトルの新鮮味が薄れていくのもマイナス。
もう少し違う能力を持った契約者も欲しかった・・・また、いろいろな意味で伊織ルート以外の個別ルートはヒロインがヒロインしておらず
主人公とヒロインで力を合わせて敵と戦うという展開を期待していると肩透かしです。一番良かったのはやはりいろいろな謎がわかる七海ルートかな。
最初にやったというのもあるけど、ラストバトル含め展開も楽しめました。あとは伊織ルートもなかなか。
マルコが格好良すぎるしラストバトルも王道ながら良い感じです。
シナリオ個人的評価
七海＞伊織＞深陽＝冴香
数こそ多くないものの微妙に判りづらく分岐も若干シビアなので少し注意が必要かも。
攻略制限はありません。
システム面はごく普通、不足は無いですが特筆すべき点もありません。
演出面もバトルがそれなりにある割りに演出が貧弱なのがかなり残念。
BGM曲数は15曲。
バトル曲はそこそこ良い曲が揃っているが、それ以外は曲数も少なくボーカル曲含めあまり印象に残らない感じ。
お気に入り曲は「いつものキミに」「violate all」「f2f with death」「Desperate St.」
ちっちゃ可愛い一途な良い子です。
契約した悪魔も本人の才能もすごいがそれを生かした戦闘がほぼ無いのがちょい残念。
ちゃんと成長した力も見てみたかった。
このギャップが良いですね。
そして契約している悪魔の影響もあり若干ヤンデレ気味なシーンがあったりも。
最初は怪しげな先輩ですが普段とは違い甘々デレデレにな先輩は可愛いですよ。
普段はクールだけど個別ルートに入るとデレデレに。
予想以上に可愛かったです。
「支配者の配剤」って書いて「Master’s Re-master」って読ませちゃう感じは好きなんだけどねー
全体的に可も無く不可も無く。悪魔がある種シナリオ上メインということもありメフィストフェレス、ベルゼブブ、アスモデウス
バアル、マルコシアス、バルバトスなどなど有名所な名前が多数出るが、物語の範囲は非常に狭く出てくる敵も少ない。
前作「Sacred † Vampire」のようなシナリオなら狭い範囲で展開しても問題ないのだが今回みたいな作品ならもう少しいろいろな登場人物が欲しいところ
そして、それぞれ契約した悪魔の啓示によって魔法やら特殊能力を使ったバトルが行われるが・・・
主人公+七海のコンビがかなり弱いため爽快感が無いのも残念。
特に序盤は契約者と戦闘になり殺されそうになる→別のヒロインが登場し助けてくれるというのが同じ敵で3人分繰り返される始末。
各ヒロインの能力のお披露目も兼ねているのだろうけど、せめて別の敵にして欲しかった。
全体を通して薄味、熱いバトルを期待していると期待はずれかも。
厨二要素とバトルに期待しすぎなければまあまずまずといったところでしょうか。