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しかし複数ライターのせいかルートによって出来にバラつきがあるのが若干気になるといえば気になるがキャラの好みでどうにでもなる範囲じゃないかと。希沙ルートは個別序盤の創立祭の準備がまず楽しいです。
他のルートでも創立祭の準備はあるのですがこのルートが1番楽しかったかな。
そして、この手の幼なじみキャラにしては珍しく最初から主人公が恋愛対象として好きというわけではないので告白シーンも結構印象的でした
この告白シーンが今作で一番良かったですね。
全体を通して非常に良かったのですが強いて言えばラストは時羽ではなく希沙に皆を動かして欲しかったかな。
あと良い終わり方ではあるんだけど、むしろあそこからが始まりな感じなのでもっと先まで見てみたかった。蓮子ルートは今作で最も平坦なルート。
えっそこで終わるの？と言う感じにEDに入りました。。
でも付き合いだす前から付き合いだした後までちゃんと追っていっているので個人的には何も問題なく楽しめたルートです。かなかルートは4人クリア後のEXシナリオなので、メイン勢に比べるとややボリューム不足な感じはしますが、内容的にはコレがメインなのでは？という出来。
共通序盤部分をかなか視点で見れたのも良い感じだしスタッフロールの演出も他とは一味違います。コトラルートはコトラとキャッキャウフフしたり、文字の練習などが実は少し伏線になっていたとか
話としては悪くないですがコトラの設定について殆ど触れずに終わってしまったのは結構気になるところ。
あの怪力やら殺気など結局何だったの？そもそも何で海外で行方不明だったのかすら分からないしね。時羽ルートは1番雰囲気が違う感じがしたルート。
特に告白からの流れが怜らしくないです。
シナリオも個別中盤まではともかく、終盤の展開がやや茶番っぽく感じられた。
成長した時羽というのは良いが兄貴2人のキャラが良かっただけにもう少し別の展開に出来なかったのかなと。
でもEDはCG含めとても良かったです。シナリオ個人的評価
希沙＝蓮子＝かなか＝コトラ＞時羽
選択肢部分でセーブして2週目以降はそこから始めるのが良いですが・・・
後述している通り、運が悪いとアイキャッチが埋まらない可能性もあるので注意。
システム周りは最近の仕様と同じなので快適。
バックログからのクイックジャンプは本当全メーカー採用して欲しいほど便利。
そして今回もお馴染みのランダムアイキャッチは健在。
しかし今回も個別入っちゃうとアイキャッチ画像が固定されるうえ、上述している通り今作は選択肢が1つしかないため
2周目以降選択肢からロードして始めると共通のみでしか表示されないアイキャッチを集めるのがやや困難。
ちなみに管理人は全部終わった段階で2枚空いてました。。
ただ今回は過去作に比べると種類が少ないので普通に2周程度すれば集まるかと。
OPはムービーが本編展開にあわせた演出になっており、なかなか凝っていました。
曲自体も良いです。
ＥＤはとても明るい曲ですが、正直それ以外の印象が無かったり…
BGM曲数は25曲。
別に悪くは無いんですが「Hello,good-bye」や「PrismRhythm」に比べるとインパクトに欠けるというか、印象に残らないというか。。
曲数もだんだん減っていますし。
それにしてもサントラはオフィシャル通販の特典だしボーカル曲は別アルバムに収録と相変わらずこのメーカーの作品は曲を集めるとなると大変ですね・・・
お気に入り曲は「ココロ・・・晴れ」「君とサイクリング」「Happy Happy Time」「春風ステップ」「虹をかけよう」「Logic」「ダイヤモンド・ベルの響く日は」
いい加減で適当な幼なじみですが、最初から恋愛感情とは別の幼なじみらしい信頼感が見えるし付き合いだした後は可愛い面が多数出てきます。
でもこういうキャラは合わない人は合わないんだろうなとも思ったり・・・
特に序盤とかね。
ヒロイン勢の中で唯一執行部ではないので他ルートに入ると印象が薄くなるのが少し残念。
主人公の性格があんななのであまり先輩らしくは無いですが、とても可愛いキャラでした。
どちらかというと髪を解いている方が好きだったり。
どうせなら弟や妹達と怜との絡みも見てみたかったな…
どうでも良いですが、立ち絵とCGを比べるとCGの方が凄く大人っぽく見えるのがあるよ・・・
今作で1番個別ルートで印象が変わったキャラ。
ルートロックが掛かっていても良かったので、ぜひメインヒロインと同じ扱いにして欲しかったです。
正直あの体験版だとあまり面白さが伝わらない感じが・・・
ヒロイン勢はもちろん男性陣も良いキャラ揃いで時羽の兄貴2人などもそうですが今作で最も良いキャラしていたのは主人公の怜でしょう。
非常にクールでハイスペックな完璧超人というマジイケメンなあまり見ないタイプの主人公ですが何でも的確にこなす姿はまさに主人公。
そして作品中随一のツンデレさんｗ
ヒロイン達への冷静な突っ込みも見ていて面白かったです。
「PrismRhythm -プリズムリズム-」ほどではないですが、全体を通して特に山もなく平坦なシナリオ。
平坦なシナリオって普通はあまり良い意味で書かかれませんが、個人的には比較的褒め言葉として使うことが多いです。
今作も無駄なシリアスが殆ど無い分、ヒロイン達との日常が多くそれが良い感じ。
少しずつ学園がみんなにとって大事な場所になっていくのは良かったですね。立ち絵とCGの出来に若干の差があったり、EDのもう少し先も見てみたかったりといろいろ惜しい点はありますが、個人的には比較的満足。
反面、シナリオに起伏を求める人には向かないです。
また終始物事がうまく行く印象なので、ご都合主義だなんだという人も向かないですね。
ヒロインとの日常や学園生活を楽しみたい人向きです。