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というより差が出るほどの何か大きな出来事が起こるわけではないので。
好きなキャラほど楽しめるはず。
全体的に問題らしい問題も殆ど起こらず、最後までまったり進行してるので雰囲気を楽しみたい人には良い感じ。
またそれを楽しめるだけのキャラの良さもあります。
若干気になる点としてはタイトルにもある水の都が殆ど作品内で意味を成していないことかな。
ただの雰囲気作りだけという可能性もあるけど、もう少しそれを生かしたイベントがあっても良かった気が。あとは元々洋菓子店が中心で魔法自体が作品の主体じゃないとは言え魔法が完全に
シナリオに都合の良いように使われているのが若干気になる所か（まあ魔法なんて都合の良いものだって言われればそれまでなんだが…）麻里の過去に関する思い出アルバムもそうだし、シナリオを進めるためだけに便利に扱われている感じしかしない。
特にエレーヌルートはポッと出のまったく魔法に関係ないサブキャラが天才とは言え
本で読んだからという理由だけで魔法見破ったりするのも正直どうなのかと。
先の展開を考えて魔法を使わせないようにさせたいのは分かるけどもう少し納得できる理由はなかったのかなあ。。
各日の最初に表示される場所を選択していくだけ、しかもどこにヒロインが居るかも出ているので攻略は簡単。
ただ、毎日全ヒロイン選択できるわけではなく目当てのヒロインが居ない日も結構あるので
目当てのヒロイン以外はバラけて選択した方が無難。
特に麻里はイベントの優先順が高いのか他ヒロインよりルートに入る可能性が高いのが注意。システムや演出面は普通。
BGM曲数は15曲。
作品にあわせて明るめの曲が多いですが可も無く不可も無くといった所。
お気に入り曲は「落ち着かない日々」「クリスマスがやってきた」
個別も唯一魔法を絡めてきてるのだから魔法特訓をあんなすっ飛ばさないでもう少し描写が欲しかったかも。突然5日経過されてもねえ。。
まあ今作はこれに限らず最初の3年飛ばしを筆頭にポンポン時間飛ぶけど・・・
しかし何でここの一家は親父がパティシエなのにあんなフォークの持ち方だったんだろう？
また最初思っていたよりも結構複雑な立ち位置にいる子でもありました。
ただ自分ルート以外は実妹だと勘違いしたままなのは、果たして良いのか悪いのか難しいところですが。
なんでしょうこの一途で可愛い子は。
麻里が唯一認める妹キャラだけあるわ。
たしかにあれは母親っぽい・・・か？
最近のメガネっ子ヒロインに多いメガネを外す選択肢は主人公がメガネっ子好きなのでありませんｗ
ただ今作は主人公、ヒロイン勢含め比較的年齢が上なのであまりお姉さんという印象は無かったような。
プライベートなOFF時は確かに可愛かったですが。
つぐみの金持ち具合もそうだけどシナリオが短いせいで全体的にキャラの背景が若干分かりづらいのも良キャラ揃いなだけに勿体無い。短すぎるのがネックだけど、作品自体は非常に気に入りました。
こういう特に大きな出来事は無いけど雰囲気が良く普通に日常が楽しい作品は個人的に好きなので。
シナリオ自体もシンプルだし手軽に楽しむにはもってこいの作品です。体験版の雰囲気でそのまま続くため、体験版で気にいった人は楽しめるかと。