 |
|
個別ルートが極端に短いためバランスが悪いです。
共通8.5割、個別1.5割くらいの割合かな。
共通ルートはヒロイン達と一緒の生活をいかに楽しめるかが個人的にはカギじゃないかと。
時期が夏休みなので学園関連のイベントが無いのはちょっと残念。
しかし管理人的には全ヒロイン幼なじみでしかも同じ家に全員住むというのが
激しくテンションの上がる設定だったのでそのあたりは結構満足。
やや同じネタや、やり取りを繰り返している感はあるけど、まあ許容範囲内。今回は設定上各ヒロインの関係が非常に近いのでヒロイン同士の絡みが多いのは良いですね
共通ルートでは各ヒロインの問題を全員一緒に解決していく形が個人的には好きです。
ファンタジー部分のご都合主義に関してはこのメーカーでは何時もの事なので特に何も言いません。ただ、ヒロイン達のキャラは良いのですが、主人公がちょっと・・・
主人公は鈍感というのはある意味デフォでありお約束でもあるとは思うんですが、度が過ぎるとイラっときます。
特に今回は鈍感だからで済ませられるレベルでは無く
いっそ皆の好意がわかった上であえて逃げているという方がまだしっくりくるように思えました。。
そして目立った活躍場所も無いのでダメな感じがより強くなっているのもマイナス。個別ルートは内容など殆どあって無いようなもので単にイチャイチャしているだけ。
個人的にはイチャイチャ大歓迎ではあるけど、ここまで短いのはどうなのかなと。
1人1〜2時間あるか無いかくらい。
少し長いエピローグと言っても問題ないレベル。
しかも短い中に1人3シーン入れてるせいで唐突かつ余計に短く感じる。
もう少しシナリオの割合を考えて欲しいところ。
シナリオ個人的評価
歌音＞＞＞真夏＝果歩＞＞ほのかルート分岐は選択肢のみの分岐。
数自体、多くなく引っ掛けも無いので目当てのルートに入るのは難しくは無いです。
ただ、注意点として今回10章までの共通ルートの中に各ヒロイン毎にメインの章があり
そこでの選択肢によってはルートが確定してしまい、その後の章で分岐に関する選択肢が出なくなるので
お目当てのヒロインがメインの章以外のフラグを立てるのは厳禁です。
システム、演出面はいつもの紫クオリティ。
相変わらずハイレベルな背景や演出です。
今回のお気に入りは朝焼けの中で島まで泳ぐシーンでの海と水族館かな。
相変わらず美麗且つ良く動きます。
OPムービーがいつもと雰囲気違いますが相変わらずクオリティは高いです。
ただ、今回はEDの印象が 薄かったかな。
あと挿入歌が1曲。
エンドロールの表記で歌が「葉山歌音」だけでなく
作詞、作曲も作品内に合わせた表記なのは良かったです。
BGMは全36曲
長さの割りに曲数は多めで特に悪くないです。
お気に入り曲は「ナツかしき記憶」「夏に奏でる僕らの詩」
「BIRIGHT MORNING」「かしまし娘 -theme of Narumi-」「TINY STEP」「DECISION」
恥ずかしがる真夏の可愛さにやられました。
個別ルートはてっきり今回のメインかと思いきや別にそんな事も無く。
共通で分岐しない分、他のキャラよりも少ない感じもする。
もともと最初から好意が漏れているツンでしたが
個別入った直後のデレっぷりが破壊力高すぎてヤバすぎる。
個別ルートも今作の中ではずば抜けて良く
今作のタイトルはこのルートのためにあるようなもの。
アイドルで専用の歌アリ、そして中の人的に秋色恋華を思い出しますね。
恋人になった直後の果歩を見てニヤニヤの連続ｗ
個別ルートは他にも増して内容が無く
恥ずかしがっている果歩を見てニヤニヤしていたらEDになってたくらい。
プレイ前に比べて大きく評価が下がったキャラ。
評価が下がった主な原因は4話。
正直あそこのほのかにはイラッとしました。
しかも個別ルートでは遥が今までにも増してダメキャラだったりして
シナリオ面で良い所が無かったのも痛い。
もっとこの世界の雰囲気を味わっていたいとは思えた作品でした。
萌えゲーというほどその手のイベントが多いわけではないのでキャラゲーが正しいのかな？
山場が薄かったり個別ルートが凄く短かったりするのは残念だが
それを差し引いた全体を見ると、まあ可も無く不可も無く普通の紫作品という感じですかね。
シナリオに期待せずキャラ重視な人には良いと思います。