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矢崎家、木ノ本家が織り成すギャグは共通だけで充分以上に笑えます。個別部分はまず共通して言える事として全体的にどのルートも短い。
これはかなり勿体無いです。
また、ルートによってシナリオにバラつきがあるのも気なったところ。咲耶、実咲ルートは今作の中でも非常に良かったルートでギャグのキレやノリを共通からそのまま引き継いだ感じの個別になっています。
特に咲耶ルートはメタ的なギャグも多く、終盤のスタッフロールとか思いっきり突っ込んだわｗまたこの2つのルートは面白くもほんのちょっと切ない感じになっており、あれだけギャグを入れながら単純に話としても良い感じになっているのは凄いです。
咲耶ルートでは実咲が実咲ルートでは氷室屋がそれぞれ良い味を出していましたね。
挿入歌も多く、メインとして用意されたルートのように思えました。話の流れ的に咲耶→実咲の順でやるのがオススメです。
反面、咲耶、実咲ルート以外はシナリオとして悪いわけではないが共通と同じノリ期待して進めると肩透かし。
咲耶、実咲ルートでギャグを入れつつも良い話が実現できているのだから、他3人も同じノリにして欲しかったところ。この3人ではマヨ姉ルートがまあ良かったかな。
マヨ姉が家族思いの良いお姉ちゃんなエピソードもあるし何より終盤の華の演説はなかなか良かった。
乃来亜、華はそれぞれのキャラの良さは出てるが話としては普通の話なので他ほどのインパクトは無かったですね。シナリオ個人的評価
咲耶＝実咲＞＞＞＞マヨ＞乃来亜＝華
数はそれなりにあるが、簡単なものばかりで迷う心配はなし。
ルートロックはないです。
システム面はごく普通で特筆すべき点はありません。
ボーカル4曲はどれも良い曲揃い。
明るいOPにノリノリなED曲。
挿入歌2曲のうち1曲は「咲耶」「実咲」ルートでしか流れないですがどちらもよいです。
BGMは全17曲
比較的少なめの曲数ですがなかなか良い曲が揃っていました。
お気に入り曲は「恋愛０キロメートル」「君と僕」「Girl's song」「Re-start!!」「Watch your step ,elder!!−Theme of Mayo−」
「Beyond the window−Theme of Sakuya−」「銀世界」「白い息を追って」「I wish!!」
でも家族想いの良いお姉ちゃんだったりと様々な面が見れるのが魅力な今作唯一のお姉ちゃんであるマヨ姉。
こういうお姉ちゃんキャラはまあアリかな？
窓越し会話完備なのは個人的にテンションが跳ね上がりました。
そして愛すべき変態さんでもありますｗベッド絡みのシーンはどこも面白すぎます。
やはり最初から京一大好きっ子で咲耶ほど行動はぶっ飛んでいないですが、可愛いのは間違いない。
大人しい良い子ですが、でも元々は・・・というシナリオの良さもありました。
と思ってましたが、やってみれば普通に可愛いヒロインに見える不思議
天邪鬼ですがそれがまた可愛い子ですよ。
それでいて笑いだけじゃないものがちゃんとあるのもまた素敵。
各個別もそうですが共通部分でも咲耶が矢崎家に行ったことで夕空と矢崎家の関係が修復されていったのとかは良かったですね。難点としては個別が短い点か。
こういうギャグ中心のコメディ系では手軽にできると言う事で短いのも利点になりうるが
個人的にはやはりもう少し個別にボリュームが欲しかったかな。
もう少しこの世界を見てみたかったという感じです。ギャグが合うかどうかというのはありますが単純に笑いたい人にはオススメ。
木ノ本 咲耶：変態的行動も可愛い幼なじみ
木ノ本 実咲：兄さん呼びの幼なじみとかたまらんです